ワンちゃんも高齢になってくると、耳が遠くなったり
目が悪くなったり足腰が弱くなったりします。
また夜になると遠吠えしたり徘徊したりする場合もあるんです。
高齢のワンちゃんが徘徊する理由
昔から、イヌやネコは死期が近づいてくると
自分の死に場所を探す旅に出ると言われています。
ネコの場合は、良く聞きますが、高齢のワンちゃんも
ふらっと出かけてしまって帰って来ないことがあります。
飼い主さんのほうにもワンちゃんは足腰が弱っているから
逃げないだろうという気の緩みもあるのでしょう。
高齢のワンちゃんが隙を突いておうちを脱出するケースは少なくありません。
そして人間の高齢者のケースと同じですが、
どこにそんな体力があったのかと思えるほど遠くで発見されることがあるのです。
ワンちゃんの徘徊を防ぐには?
これを防ぐためには、まず一番は自宅の敷地から出さないことです。
高齢犬でも油断は禁物です。
そしてもしも逃げてしまったことに気付いた場合、
足腰の弱ったワンちゃんは基本的に坂道を下ります。
高地よりは低地を探しましょう。
一見平地に見える場所でも、たとえば川の近くなど
自宅よりも低くなっている場所はないでしょうか。
散歩で行ったことがあるかないかはあまり関係がないようです。
高齢犬が道路で轢かれることもありますので早めに見つけ出してあげましょう。
高齢のワンちゃんは体の不自由が多くなるにしたがって不安になります。
獣医に診てもらうことも大切ですが、飼い主さんが
たくさんのスキンシップを取ることが何よりの治療です。
たくさん撫でてたくさん話しかけてワンちゃんを安心させてあげて下さい。
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